色分け




この意味がわかる人たちがだんだん業界にも少なくなってるのかな。
きのう、仕事で行った先にかけてあったカレンダーの
絵柄に、この『色分け』された『版下』そのものが
デザインされて、印刷されていました。
今となっては、これも特殊技術として貴重なものなんだろうか。
『デザイン』として使われていました。
今は、パソコン上(主にマック)で、私たちの仕事は
書いたイラストや文字などに、自由にその場で色を付けられます。
赤にしてみて、もうちょっと淡い赤がいいかなと思ったら
印刷までする前にその場で、色の調整ができます。
パソコンで仕事をするようになる前は
こうして、書いたイラストやバックの色など
自分の想像力と経験で、どの色が何パーセントって
一つ一つを指定していました。
色校正または印刷が上がるまで、出来上がりは想像でしかありません。
想像通り、うまく出来上がっていれば最高だけど
なかなか100%納得という訳にはいかなかった。
まあ、それは今でもいろんな意味で同じなんだけど。
版下の時代に使っていた道具、もっと全部とっておけば良かったなぁ。