おばあちゃん

きのうは法事でした。おばあちゃんの三回忌。
おばあちゃんに育てられたと言ってもいいくらい、
おばあちゃんっ子だった私。
ああいう風に、何年かに一度故人を偲んで、
ふだん会えない親戚のみんなが
集まって過ごす時間はとても好きです。
みんなが故人を思い、またそれぞれを思い
何ということではなくても、話して笑って過ごす優しい時間。
大人になっても、兄弟、いとこの関係は子供の頃のまま。
話し始めると、子供の頃と変わらない。
私の実家の方では、法事のとき全員でお経を読み
その後で、「父母恩重経」というものを読みます。
この内容がまた、とても深く、温かく泣けてくるような内容なのです。
あんな風に、老いも若きも集まって、家族や親戚がいつでも
お互いを思い合うような関係を感じていれば
若い犯罪なんて起こらない気がするのに。
きのうは、みんなが集まって、おばあちゃん喜んでくれたかな。
写真はお墓の敷地にあった南天