級数表


このマス目のようなものがプリントされている
透明フィルムを級数表と呼びます。
今のようなパソコンでの仕事になる前は
製図板にT定規、三角定規を使って私たちは
デザインの仕事をしていました。
文字の大きさの単位を「級」で表し、
さまざまな大きさの文字をこの級数表で判断していました。
今はデジタルでパソコンの作業になり
文字の大きさも「ポイント」で表すことが多いです。
でも、文章ものになると今でも、文字の大きさや
文字送り、行間などの目安に、この級数表が登場します。
やはり、きちんと計算された流れで文章を作らないと
読み物を作るには、読みやすい文章になりません。
たぶん、この仕事をしていなかったら
パソコンに触れる機会はずいぶん遅かったんじゃないかと思う。
でも、パソコンは今ではなくてはならない生活の一部ですね。